看護師(ナースマン)コラム

男性看護師の僕が3つの悩みを乗り越えた5つの対処法!

男性看護師の僕の3つの悩みと5つの対処法
よし
よし

女性看護師との人間関係で悩んでいる

女性患者への看護で悩む場面がある

男性看護師として、将来への不安が大きい

このような悩みや考えをもっている男性看護師の方に向けて書いています。

 

男性看護師って同僚の女性看護師にわからないように、いろいろ気をつかっているんですよね〜。

 

そんな男性看護師の悩みの1つに、一般病棟という女性社会に配属されることで「ずっと肩身の狭い思いをしなきゃならない」と思っていることはありませんか?

 

そんなことはありません!!!

 

この記事では、僕の体験談をベースに、

  1. 「女性看護師との人間関係」

  2. 「女性患者への看護の難しさ」

  3. 「男性看護師としての将来への不安」

という男性看護師の3つの悩みを乗り越えるための、5つの対処法について解説しますね。

 

この記事を書いている「よし」は、17年目の看護師です(記事公開時)。

潜在看護師で悩んだ経験、不安だった時期に「こんなサイトがあったらよかったのにな」という思いからこのサイトを立ち上げました。

もう少しくわしい私のプロフィールはこちらへ。サイトコンセプトをもう少し知りたい方はこちらを読んでみてください。

 

それでは、まいりましょう 。

看護roo!

男性看護師の人数と割合

男性看護師の人数と割合

参考:日本看護協会 看護統計資料室

よし
よし
「へぇ〜、男性看護師って10年間で2倍以上も増えてるんや」

「それでも男性看護師の割合って全体の7%ほどなんやね」

男性看護師の人数の推移と、男性看護師の看護師全体数に対する割合は図に示したとおりです。

 

これじゃあ男性看護師がいろいろ悩むのも無理ないですよね・・・。

 

なぜかって?

 

そりゃあ、ただでさえ1対1でも男性が女性に勝てるわけないのに、ただでさえ厳しい女性集団の渦に入っていくわけですからね(笑)

独断と偏見と冗談がたっぷり混ざってますよ〜^^

 

というわけで次の章では概論的な男性看護師の変遷について。

その後に本題の、私が男性看護師として悩んだ3つのこと、悩みに順応するために講じた5つの対処法をご紹介します。

1つでもなにかお役に立てることを願って、”男性看護師の友”に捧げます!

男性看護師の需要の移り変わり

男性看護師数の増加や時代の移り変わりにともなって、男性看護師の医療施設での働き方が広がってきました。

以前は男性看護師といえば、精神科・手術室・透析室など限られた部署への配属がほとんどでした。

私のエピソードを1つしますと、看護学生時代の産科実習で「私は男性が看護師になるなんて認めてへんから」と師長に言われ、ほんまに2週間ナースステーションから出させてもらえなかったことです(涙)。

実習記録は『ヘンダーソンの14項目』を用いてた看護学校なんですが、産科実習での僕の記録は「ナースステーションの物品について」をヘンダーソンの記録用紙に書きました(大泣き)。

よし
よし
悔しかったな〜

 

現在では、男性看護師が一般病棟へ配属されるのが普通になりましたよね。

僕も大規模な急性期病院の一般病棟で働くようになりました。

それでは、僕が一般病棟(循環器内科病棟)に勤務していた頃の悩みと対処法についてご紹介します。

男性看護師の3つの悩みと5つの対処法【僕の経験談】

男性看護師(僕)の悩みの顕在化と対処法
よし
よし
僕の悩みと対処法を図にしてみました〜。

 

3つの悩み

1.女性看護師との人間関係

男性看護師でたまに友人から、「いいなあ、いつも看護師に囲まれながら仕事ができて。」なんて言われたことありませんか?

僕は何回か言われたことがありますが、「じゃあ変わってくれよ〜〜〜」って思うときが多々ありました(笑)。

男性看護師が普通に各病棟などに進出するということは、モロに女性看護師の世界へ入っていくということですもんね。

 

そりゃあなにかと人間関係的な部分で難しい面もありますよ〜。

 

女性看護師との人間関係の難しさの理由は、性差というより個人差や育ってきた環境の違いなどもあるのかもしれませんが、

「女性ばかりの中での肩身の狭さ」

「休憩中の居場所のなさ」

「女性看護師になんとなく頼み事をしにくい」

「お局率いる独特な上下関係」

「息を吐くように出てくる愚痴や悪口」

などが特徴的かなと思います。

 

では、女性看護師との人間関係の難しさの実例を1つお話ししますね。

たぶん、結構な割合で同じような環境で悩んでいる男性看護師もいるんじゃないでしょうか?

裏表がありすぎて,普段の対応(コミュニケーション)に苦慮する。

休憩室での肩身の狭さはピカイチである(笑)。

僕は最近、昼食時間を15時以降にずらすなど休憩時間に休憩(リラックス)できるように工夫しています。

 

裏を返すと、女性看護師集団とがっつり同じ時間に昼休憩に入ると、これは休憩ではなく『プチ地獄』のお時間になります(笑)

女性看護師にぶっ飛ばされるの覚悟で一か八かで本音を書いてるので、男性看護師のみんなー!思いっきり「わかる、わかる!」ってうなずいてくださいね〜(笑)

 

なぜ『プチ地獄』になるのか?

それは、女性看護師の休憩室ってなんだか「【愚痴・悪口・陰口】の部屋」だからです。

でもこの【愚痴・悪口・陰口】の部屋で鍛えられたことによって、自分にとってプラスになることがありました。。

それは、僕は小心者なので誰かが僕の悪口や陰口を言っているということを知ると、この世の終わりかってくらい落ち込んでいたんですよね(今もたまにありますが・・)。

ですがこの部屋で鍛えられたことで、女性の陰口などは日常会話の1つにすぎず、言われた側(僕)が気にしななければあまり尾を引くことはないことを学べました。

そう知ってからは、病棟内での僕への陰口や悪口を気にしすぎる回数はグッと減りました。

ただ僕以外の同僚が言われているのを知った場合は見て見ぬフリができず、バトルになることもありますけどね(苦笑)。

男性看護師へ

女性看護師の【愚痴・悪口・陰口】には、相槌をうったり同意したりしないこと。

(その場を離れることも視野に入れましょう)

2.女性患者への看護の難しさ

女性患者への看護の難しさは男性看護師にとって(逆もあるとは思いますが)、なくなることはない悩みですよね〜。

 

理由は、女性患者の羞恥心を伴う看護への配慮です。

 

具体的には、

「保清」

「排泄介助」

「生理的にイヤだと男性看護師の受け持ち看護を断られる」

などがあります。

 

こういった「女性患者への看護の難しさ」には、【経験や看護スキル】だけでは補いきれない難しさがあるんですよね。

 

 

そしてここから、われわれ男性看護師の本当の勝負が始まります。

めちゃくちゃ忙しく動き回りながら、自分の受け持ち患者の看護に集中している女性看護師「様」に、僕がお断りされた受け持ち患者の「保清」をお願いしなければならないのです(大泣)

よし
よし
「あ、あの〜〜〜・・・ 」

A看護師「ちょっとなにをゴチャゴチャ言ってんの?邪魔やからそこどいてっ!!」

・・・となります。

しかし僕もここをクリアしなければ、大切な受け持ち患者を待たせたあげくに「保清」できなくなってしまいます。

 

よし
よし
「A先輩!忙しいところ申し訳ありませんが、僕の受け持ちの〇〇さん(フルネームで!)の保清をお願いできないでしょうか?本人が女性の看護師を望んでいます。」

「その間、あれとコレをやっておきますのでお願いします!」

 

このようにして、僕たち男性看護師は『女性看護師との人間関係』を円滑に進めながら、『女性患者への看護の難しさ』と日々向き合っているのです。

3.男性看護師としての将来への不安

多くの男性看護師が、将来への不安を持ちながら看護し続けていることでしょう。

 

僕も多くの男性看護師が悩むであろう、自身のキャリアを描くことや、一家の大黒柱として家庭を守り続けることへの不安は常に持ち続けています。

 

理由はズバリ、男性看護師としてこのままでいいのかという【将来への不安】です。

 

【仕事に対する対価の低さ】や【家庭を守る役割をまっとうすること】を考えたとき、

今の職場で男性看護師として働き続けるべきかそうでないのかは、本当に悩むところですよね・・・。

 

僕は上記のような葛藤を経て、【スペシャリストへの道】に進む決心をしました。

そして現在、認定看護師として【自身のキャリアアップ】に勤しんでいます。

 

以前の僕のように、いま現在男性看護師としての将来に不安を感じている方もたくさんいらっしゃることでしょう。

今の病院の一般病棟で働きながら、看護師長や部長などの管理職を目指すのか?

専門・認定看護師などのスペシャリストを目指すのか?

 

あなたのキャリアデザインを実現するために、今の病院からの転職を考えるのか?

一度看護師から離れてみて、潜在看護師となって他の世界を経験しにいくのか?

 

遅かれ早かれ男性看護師のあなたは、前向きに自己のキャリアを築き上げていくことが必要な時が来ると僕は考えています。

 

明確な将来像が描けるよう、常に視野を広くもって、冷静な気持ちで俯瞰しながら最新の情報収集なども怠らないようにしなければなりません。

 

 

よし
よし
これら3つの男性看護師としての悩みに対して、どのように順応して行ったのか?

次は、順応するための【5つの対処法】をお伝えしますね!

 

 

5つの対処法

①チームメンバーの業務をがんばる

チームメンバー

普段から率先して病棟メンバーの業務(委員や係など)をがんばること。

 

なぜ、チームメンバーの業務を率先してがんばる必要があるのか?

期待される効果はいくつも考えられます。

  1. 女性看護師と協同して看護することができる
  2. 病棟の一員として認められる
  3. 適材適所での女性看護師への声かけ・フォロー
  4. 女性患者への配慮とフォロー

など、チームメンバーの業務を率先してがんばることで得られる効果はたくさんあります。

 

①チームメンバーの看護業務を率先してがんばろう!

②趣味のサッカーでストレス緩和!

プライベートの充実をはかることで、オンとオフを切り替えること。

 

人間関係で嫌なことがあると、休日までツライ気持ちを引きずってしまいますよね。

僕はこのツライ気持ちを休日にまで引きずってしまうのって、仕方のないことなんだって思っています。

 

たまに何かの書籍やSNSなどで、「休日くらいはツライ気持ちを忘れましょう!」なんて言ってるのを見かけますが、あれは結構無責任な応援だなあって思っています。

だって僕も無理やねんもん!休日になったからって急に先輩から言われたイヤミを忘れろなんて・・・。

 

そんな僕からの提案です。

『嫌な気持ち、ツライ思いのままでもいいから、なんとか重い心と腰をもち上げて、休日の数時間(数十分)は自分の好きなことに時間をつかいましょう!』

 

そうすると布団のなかで悶々と考えていた時よりも、気分が少しスッキリします。

うまくいけば「あんまり深く考えることもないかな」って気持ちになります。

もっというと、趣味に没頭している時間は”嫌だった気持ちを忘れる”ことができます。

 

効果は僕で実証済みです!

大好きなサッカーに関わっていると、他のことが頭に入ってくる余裕がなくなります。

 

この対処法の最大のポイントは「なんとかして重い心と腰をもち上げること」です。

しかし、重い心や腰がもち上がらなければ・・・・・

その日はゆ〜〜〜〜っくり寝ましょう。。。

睡眠も趣味と同じように、【ストレス緩和】には欠かせませんからね。

 

②休日は趣味の時間と良質な睡眠時間を確保しよう!

③自分の強みを出す

自分の強みを病棟メンバーに知ってもらうこと

 

自分の強みってなんなのか?

「力仕事なら僕にまかせてよ」

「俺のギャグでいつも病棟の雰囲気を穏やかにするよ!」

「ルートキープなら俺にまかせろ!」

「怒ってる患者がいたらすぐに僕を呼んでね!コミュニケーションで患者の怒りを鎮めるから」

これらは僕自身が病棟で積極的に行っていたことです。

大喜びされることはあまりないけれど、怒りや反感を買うこともなかったです。

気がついたら『女性看護師/男性看護師』っていう垣根は低くなり、「〇〇病棟の看護師」という男女分けではなく1つのチームになっていきました。

あなたにも「これって強みなの?」と思っていることがあると思います。実はそれが病棟で必要なことだったりしますからね。試してみましょう!

 

③ぜひ、あなたの強みを病棟でアピールしましょう!

④揉め事にならない工夫

女性患者への配慮を怠らないこと。正論ばかり押しつけないこと。聞き役に徹することも必要です。

 

男性看護師が女性看護師にケアをお願いしたり、新人ナースの指導をお願いする場面などはたくさんあります。

その時になっていきなり「すみません、お願いします」と言っても相手は快く了承してくれませんよね。

なので普段からの女性看護師への接し方や、看護力が大切になるのです。

 

具体的な対処法の1例としては、

「愚痴や悪口、陰口には相槌はじめ耳をかさないこと」

「正論ばかり押しつけないこと」

「ある程度は聞き役に徹すること」

この3つは一般病棟で働く男性看護師として身につけましょう!

 

特に①は、後々あなたの知らないところで勝手に女性看護師陣からの評価が上がります。

すると、「よしくんって他人の悪口とか言わへんし、誰かに媚びうるようなこともしないから信用できるよね」・・・ってなります。

大切なこと

結構これって重要なことで、あなたが『陰口・悪口に耳をかさない人』というレッテルが貼られれば、それがあなたへの信用に変わります。

女性看護師陣から信用が得られれば、病棟看護の質をグッとあげることが出来ますし、あなたのストレス具合もめっちゃ緩和されます。

 

④常に揉め事にならない工夫をしよう!

⑤将来への不安とスペシャリストへの道

男性看護師である前に「男」としての【自分軸】を持ちながら、『自立・自律した看護』に勤しむことで周りからの存在意義を獲得する。

 

よし
よし

男性看護師としての【将来への不安】は切実な問題です。

(もちろん女性看護師も同様です)

 

僕が男性看護師として、また父親として、将来の不安に対して出した1つの答えがスペシャリストへの道です。

 

もちろんスペシャリストではなく、【ジェネラリストへの道】を歩むのも1つの大きな選択です。

 

ここでお伝えしたいことは、

男性看護師であればいずれにせよ【仕事に対する対価の低さ】や【家庭を守る役割をまっとうすること】を考えたとき、

今の職場で男性看護師として働き続けるべきか、そうでないのかの分岐点が押し寄せてくるってことです。

 

そうなったときにはじめて、真剣に将来の不安に対して考え始めるのも悪くはないかもしれません。

しかし後悔しないためには、冷静な判断力があって、歩む道を決めなきゃならないまでの期間もあること。

そのうえで、将来に向けた情報量や情報の質を吟味して決めることが重要となります。【経験談】

 

対処法としては、

あなた自身が将来どうなりたいかを考えておくこと(考えが変わってもいいので)

同僚や友人から他施設の情報を教えてもらうこと

看護師転職サイトに登録して、(転職しなかったとしても)定期的にあなたの気持ちを聞いてもらったり希望や条件に合いそうな職場をチョイスしておくこと

これらの行動が将来を考えたとき、とても重要になってきます。

いまの病院で働きながらでも、他病院の条件などは情報収集しておくに越したことはありません。

転職サイトについては、僕や同僚が利用したことのある「看護roo!」や「看護のお仕事」あたりに登録しておくといいと思いますけど、あなたならどうしますか?

 

僕も実際に勤務しながら3社の転職サイトに登録して(1社は押しが強すぎるアドバイザーと会社の雰囲気にて却下しましたが)、情報をちょこちょこ仕入れておいたことが現在に繋がっています。

精神衛生上、気持ちが少し楽になるのは確かだと思いますよ。

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まとめ:男性看護師の悩みにうまく対処する

男性看護師の悩みは尽きません。

看護師となった数年間は、いつも相手のひとことに必要以上に敏感になって、言い返したり心を痛めてばかりいました。

「このままではあかん」との思いから、悩みを客観的に分析・対処していこうと考えました。

 

今でも心を痛めることはありますが、看護師をしているかぎり、仕事をしているかぎり、それは尽きるものではありません。

 

悩みを自分なりに分析することを覚えたことで、心ない言葉や態度に瞬間的に反応する回数や落ち込み度はマシになりました。

(完全になくなったとは言えませんが・・・笑)

 

これからも男性・女性とか関係なく、看護師としてみんなで頑張りましょうね!

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