看護師・仕事

看護師と子育ての両立を目指して〜働き方と活用できる制度まとめ〜

看護師と子育ての両立を目指して〜働き方と活用できる制度まとめ〜
よし
よし
看護師と子育てを両立できる働き方を知りたい。

子育て家族が活用できる公的な制度も知りたい。

この記事では、看護師と子育てを両立させたいなと考えているママさんナースとご家族むけに、上記2つの『知りたい』についてくわしく解説しました。

 

私は看護師という仕事の魅力の1つとして、看護と子育ての両立が可能であることがあげられると思っています。

 

そして看護と子育てを両立するためには

今のあなたの環境に合った働き方ができる職場を選ぶこと

育児中の人のために国で認められている制度を活用すること

の2つを知ること、そして実践・活用することが大切だと考えています。

 

この記事では、当院の子育て看護師さんの生の声などもご紹介しながら、看護師と子育ての両立を目指すママさんナースにむけて、知って得する働き方や公的制度について解説しますね!

 

よし
よし
看護師と子育ての両立には「通勤時間の無駄を省く」ことも大切だよね!
看護師の通勤時間は無駄ばかり
認定看護師が通勤時間の無駄を徹底解説!【半径4km圏内の病院がベストなワケ】看護師の通勤時間がいかに無駄なのかってことを徹底解説!当院看護師87名の通勤時間に関する調査。通勤時間のメリット・デメリット。ベストな通勤距離や看護師の通勤時間の無駄をなくす2つの方法をご紹介します。...

看護師と子育てを両立する当院看護師の声(休憩中の会話より)

よし
よし
簡単に当院の情報をお伝えするぞ!

【当院の基本情報】

二次救急の急性期医療を担う総合病院です(総合周産期母子医療センター、小児救命救急センターとしての役割を担っています)。

病床数:約500床

看護師数:約700人

 

【当院のママさんナースの声をまとめました。】

Tさん/外来・小児科外来勤務

30代/小学生(9才・6才)の子供2人

うちは旦那の理解があるのと私の親が近所に住んでるから、気持ち的には安心して仕事できてる。

子供たちも保育園の頃よりは風邪や急な発熱などの心配が少なくなってきてる。さみしい思いもさせてるけど放課後は姉弟で仲良くしてくれてるからそこは少しホッとしてる。

勤務はほぼ定時で帰れるし、居残り外来する日は勤務表出た時点で決まるからスケジューすも立てやすい。

仕事はめちゃくちゃ忙しいけど充実してるし、子育てとの両立も余裕をもってできてる。

Yさん/外来・化学療法室勤務

30代/保育園(4才)の子供1人

院内保育園を利用してるので子供の急な体調不良があってもすぐ会いに行けるので安心。

ただどうしても子供の急な発熱などで休まなあかん時もあるので、復職するときはスタッフに迷惑かけへんようにパート勤務のほうがいいかなって思ってた。

でも面接時に、急な休みやお迎えがあっても対応可能なスタッフ数を整えている化学療法室やったら常勤可能やでって看護部長に言ってもらえた。

スタッフの雰囲気もいいし、こういう状況でも常勤で働かせてもらってるんで、そのぶん私ができる仕事は積極的にやっていこうっていう気になる。

こんな感じで仕事も頑張れているんので、体力的にはしんどい時もあるけど子育てとの両立も楽しくできてる。

Sさん/夜勤専従・循環器内科病棟

30代/小学生(11才・9才)の子供2人

私が夜勤専従を選んだ理由は2つあります。まずは日中の時間を確保することで子供たちと向き合える時間を多くしたかったこと、もう1つはしっかり稼ぎながらもスケジュールの都合がつけやすいことの2つでした。

夜勤明けの朝は、祖母が子供たちの朝の支度をしてくれるので助かりますし、放課後は私が子供たちの面倒を見ることができています。

当院の勤務は2交代制で、夜勤専従の看護師はほぼ残業はないですし、病院の委員会や係なども免除してもらえます。

おかげで月間や毎日のスケジュールも立てやすいんですよ。

私は夜勤明けの日中でもママ友とランチ行ったりする時もあるんです。確かに明けで帰ると疲れてるけど、ママ友のおしゃべりとかランチでリフレッシュできるので眠気より食い気が勝ってしまうんです(笑)。

今の働き方には満足しています。

 

看護師と子育てを両立するための働き方

よし
よし
一般的に考えられる子育て看護師さんの働き方をお伝えしますね。

【就学前】

小学校入学までの親御さんとしては目を離すと心配で仕方がない時期(笑)ですね。

この時期のお子さんを育てながら看護師との両立を目指すには、主に3つの働き方が考えられます。

  1. 保育園または幼稚園に子供を預けながら看護師として仕事をする働き方
  2. 職場(病院)の託児所に子供を預けながら看護師として仕事をする働き方
  3. 家族(両親)に子育ての協力を得ながら看護師として仕事をする働き方

 

保育園または幼稚園に子供を預けながら看護師として仕事をする働き方

就学前のお子さんの子育てと看護師の両立で多いのが『保育園に子供を預ける』ことです。

保育園の送り迎え、お子さんの急な発熱や体調不良時の家族の対応できる体制によって、働き方(常勤・非常勤など)を考える必要がありますね。

 

また看護師と子育ての両立において、『幼稚園に子供を預ける』ケースは保育園に比べて少ないと思います。

その理由として、お子さんを夕方までしか預けられないことや夏休みなどがある点がネックになるからです。

 

職場(病院)の託児所に子供を預けながら看護師として仕事をする働き方

大規模病院を中心に、『託児所』を併設しているところがあります。福利厚生の一貫でスタッフは無料で利用できる施設が多いです。

24時間保育してくれるところもあり、常勤はもちろん夜勤も可能な病院もありますね。

あわせて病児保育も行ってくれる施設もありますので、子供の急な発熱や体調不良時でも預かってくれるところもあります。

なかなか保育園に預けることができない現状において病院併設の託児所は、看護師と子育てを両立させた働き方を可能にしてくれるありがたい存在ですね。

 

家族(両親)に子育ての協力を得ながら看護師として仕事をする働き方

ご両親と同居していたり近所に住んでいる場合では、お子さんの急な発熱や体調不良時などに保育園へのお迎えや子育てをお願いすることもできるんじゃないでしょうか。

お子さんにとっても、おじいちゃんおばあちゃんと過ごす時間はかけがえのないものとなるんじゃないかなって思います。

ご両親の協力が得られる環境にあるママさんは、感謝の気持ちをご両親に伝えながら一緒に子育てしてもらいましょうね。

 

【小学生】

小学生のお子さんを育てながら働く場合は、放課後のことや子供との時間を多くとることを考える必要がありますよね。

小学生のお子さんを育てながら看護師との両立を目指すには、主に下記の2つをどうするのかを決めておく必要があると考えます。

  1. 放課後の時間をどうするのか?
  2. 家族の時間や子供のための休みをどうするのか?

 

放課後の時間をどうするのか?

学童保育を利用する

地域の大人が集会所などで子供を預かってくれる環境があれば利用する

スポーツスクールや塾などを利用する

子供(できれば兄弟)に自立した生活を学ばせる

他にもいろいろ考えられますが、ざっくりこんな感じでしょうか。

お子さんに自立した生活を学ばせるのは、早くても高学年(4年生以降)が好ましいと思います。

家庭環境によると思うので一概には言えませんが、お子さんが低学年くらいまでは学童保育など大人の目が届く範囲で過ごすほうが安心かと思います。

 

家族の時間や子供のための休みをどうするのか?

常勤の外来勤務などでは、日勤のみで土日祝がお休みといった働き方が可能です。

しかし常勤ですと、職場環境によっては平日希望の日に有給が取りにくかったり、お子さんの突発的な発熱や体調不良での早退・欠勤で人間関係がモヤモヤする場合もあるかもしれません。

平日にある授業参観や運動会などの大切な学校行事

平日を含んだ家族旅行

こういった行事は仕事よりも優先したいものですよね。

「人間関係がギクシャクするから」という理由で、お子さんの成長が見られる(見てほしいと思っているお子さんの)授業参観にいけないくらいなら、理解ある職場を探すか常勤以外の雇用形態を選ぶことを考えてほしいなと個人的には思います。

 

看護師と子育てを両立させる働き方の例【外来または夜勤専従】

【病院外来看護師としての働き方】

看護師と子育てを両立した働き方としては最もオススメです。

多くの病院の外来勤務では、夜勤なし・土日祝は休みの環境が主ですよね。

実際ママさんナースが多く働いている環境が病院の外来勤務なんじゃないでしょうか。

夜勤がないぶん年収はそこそこですが、常勤で働くことができれば『賞与(ボーナス)』も支給されますし、お子さんとの時間は確保しやすいのでオススメですね。

 

【夜勤専従としての働き方】

「小学生以下のお子さんを育てながら看護師として夜勤を入れる働き方だけでもちょっと考えられないのに、夜勤専従を選択するなんて想像もつかない・・・」

僕は、前述した同僚のSさんの話を聞くまでそう思い込んでいました。

同じように思った方も少なくないんじゃないでしょうか?

しかしあなたのライフスタイルや確保したい時間などによっては、夜勤専従という選択肢もアリなんじゃないかなと思います。

 

【病棟の常勤(夜勤あり)としての働き方】

病院の制度や働き方改革などの具体的な取り組み方によってだいぶ変わってきます。

さらに病院の制度や取り組みが確立されていることを前提として、病棟師長や同僚の理解が不可欠となります。

これら全てが充実している環境(病院・病棟。同僚)は少ないでしょうし、スタッフの異動によって職場環境や人間関係変化します。

したがって、あなた自身がある程度病院・病棟のルールに合わせられる状態(子供が小学生以上で親の協力が得られるなど)が整ってから働くことをオススメします。

 

【クリニック(外来)の看護師としての働き方】

病院外来と同じように日勤のみという職場が多いですね。

在住地域(近所)にあるクリニックに勤務できる可能性も高いので、就学前の保育園に通っている時期のお子さんを育てているママさんにオススメですね。

近所の強みは子育ての強みにもなりますからね。

逆に僕の同僚が言っていたことで「なるほどな〜」って思ったことがありましたので紹介しますね。

同僚:「私は通勤時間があることで仕事とプライベートを分けたい人なので、勤務先が電車で2〜3駅くらい先のほうが看護と子育ての両立がうまくいくねん」

こんな話を聞いて、「一概にこの働き方がいい!」とは言えないなって思いました。

よし
よし
あなたのご家庭にあった働き方を見つけることが大切ですね。

 

看護師と子育ての両立で絶対に外せない職場環境とは?

『ママさん看護師に理解のある職場』or『ママさん看護師に理解のある師長』

看護師と子育ての両立で絶対に外せない職場環境として、「ママさん看護師に理解のある職場を選ぶこと」はとても重要です。

復職あるいは元の職場へ復帰するにあたって、勤務形態や給与面、通勤距離などをメインに考えることは間違っていないんですが、ママさん看護師に理解があるのか?ということも復職前にリサーチすることを個人的にはオススメします。

 

【子育て看護師に理解のある職場のリサーチの仕方】

  1. ママさん看護師が多く働いている職場かどうか?
  2. 託児所などの保育施設が充実しているか?
  3. 子育て世代が多く住んでいる地域にある病院か?
  4. 公的制度や病院での取り組みなどを具体的な数字も出して公表しているか?

子育てで忙しいなか、個人でリサーチするのは超大変だと思います。そんなママさんのかわりにリサーチしてくれるのが看護師転職サイトです。

よし
よし
プロのアドバイザーにお願いしちゃうのもアリですね。

\ ママさんナースは相談から /
看護roo!看護roo!【公式】

\看護roo!の公式ページはこちら/

看護師と子育ての両立を目指して【知って得する制度】

子育て家族が活用できる公的な制度・助成を紹介しますね。

(家庭環境や住んでいる自治体などにより、受けられるサービスの種類や内容が異なる場合があるかもしれません。ご自身でも必ず調べてみてくださいね)

 

失業給付金

出産にあたって会社を辞めた場合の給付金(退職した日の直前6ヶ月間の月給(諸手当を含めた総支給額)の合計÷180の50%~80%)

【出産育児一時金】

出産にかかわる直接的な費用の援助(一児につき42万円)

出産手当金

産前・産後98日間に対する給付(職場での平均所得のおよそ67%x98日間分)

育児休業給付金

産後一年間に対して給付されるもの(※職場は「休業」申請している状態)支給額は、育児休業開始から6ヶ月まで賃金の67%、それ以降は50%の支給

 

看護師の働き方改革について詳しく解説しています。参考にしてください。

【看護師の働き方改革法案】復職で押さえておきたい3つのポイント!
【看護師の働き方改革法案】復職で押さえておきたい3つのポイント!『働き方改革法案』によって1人ひとりの看護師が働きやすい環境になっているのかをリサーチすることは、あなたの復職先を決める1つの要素としてとても重要です。この記事では、個人で知っておくべき看護師の働き方改革法案のポイントを3つに分けて詳しく解説しました。...

まとめ:お子さんとのかけがえのない瞬間を大切に

よし
よし
お子さんや家族とのかけがえのない瞬間を大切に。

 

僕の個人的なコンセプトとして、看護師と子育ての両立など復職を目指す潜在看護師さんの応援をしていますが、決して復職を押し進めているわけではありません。

ナイチンゲールは「その人自身の家庭」における看護の実現を看護の最終目標に想定していました。

マザーテレサは「家に帰って家族を愛してあげてください」と言い残しています。

僕も『看護は地域や家庭にこそあるもの』と考えています。

ですので、潜在看護師さんで専業主婦の方、子育てを経験している方…ほんとにみなさん素晴らしい看護師さんなんだと思っています。

そんな素晴らしい潜在看護師さんがあらためて、医療機関に復職・貢献しようと考えている、そんな方の応援ができればとの想いで【潜在看護師の復職応援団】を運営しています。

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