- 「私も看護師4年目。今後のキャリアについてそろそろ真剣に考えないとなあ・・・」
- 「今の職場は私のこともよく理解してくれる仲間がいる。4年目以降もこのまま頑張りたい」
- 「お礼奉公のためになんとか意地で3年間耐えきった。でももうこんな最悪な人間関係で、年収も平均以下な病院なんて居たくない。今すぐにでも転職したい!」
そんな看護師4年目のあなたに向けてこの記事を書いています。
看護師になって4年目って、3年間頑張った自分とこれからの自分についてめっちゃ悩む時期なんですよね。
僕も、「そんな理不尽な話ないわ〜」って落ち込んだり悩んだりして一度目の転職をしちゃったのが看護師経験4年目なんですよね。
自立した看護師としてヤル気になって毎日頑張るんだけど、なかなか結果が目に見えないし、責任も大きくなるしでほんまに大変なんですよね。
看護師4年目のあなたに向けて、下記の内容で記事にしました。
この記事に書いている「看護師4年目のキャリアプラン」についてを知っていただくことで、今のあなたの悩みや目標の一助になれると考えます。
結論を先にいってしまうと、
今のあなたの信じる道を歩んで行けば大丈夫〜〜〜!!
軌道修正なんてこの先いくらでもできるから〜〜〜!!
っていうことを根拠を交えて解説しています。
では、「【看護師4年目】将来のキャリアプランについて不安はないかい?」と題して、詳しくお伝えしていきますね。
ぜひ、最後までお付き合いください。
「今しんどくて仕方がない。早くこの苦痛から逃れたい。」という看護師さんはこちらへジャンプしてください。
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看護師4年目ってこんな感じだよね
看護師4年目になった僕はこんな感じでした!
【4年目看護師Yさん】
ほんの少し事実と内容を変えています。
「看護師4年目のYです。今の自分は新しい環境で自分の看護がどこまで通用するのか勝負してみたい気持ちになっています。」
3年間みっちり循環器内科病棟で鍛えられたことが、確固たる自分の看護への自信に繋がっています。」
「これからは認定看護師への道も見据えながら、安全安楽な看護とともにチームのリーダーとなって成長していくぞ!」と燃えていました。
そんな矢先にいきなり透析室への異動を命じられたんです・・・えっ?!
透析室がどうこうというわけじゃなく、さすがにキャリアアップしようと考えていた矢先の異動命令だったので落胆も大きかったです。
そんなふうに考えてしまい、マジで真剣に落ち込みました。
- 透析室へ異動して頑張るのか
- キャリアを活かせる(積み上げられる)職場へ転職するのか
- 看護から一旦離れてみるのか
この三択で思いっっっきり悩みました。
これが僕のざっくりとした4年目です(なんかちょっとさみしい感じもしますが・・)。
僕と似たような気持ちの4年目看護師さんもいるんじゃないでしょうか。
逆に、「〇〇を理解してもらえる今の職場に恩返しの意味も込めて、骨を埋めるつもりでがんばるぞー!」っていう4年目看護師さんもいるでしょう。
どんな境遇であれ、ガムシャラに頑張ってきた3年間はあなたにとってかけがえのない経験であることは間違いありません。
17年目の看護師となった今の僕が4年目の僕に言ってあげられることは、「あなたはよく頑張っているよ」・・・です。
看護師4年目のキャリアプラン
ではここからは「看護師4年目のキャリアプラン」についてお話ししていきます。
看護師4年目は今の勤務先でも転職先でも最も期待されている時期です
3年間の看護師経験は非常に重宝され、今の職場で勤務を継続するにしても転職して新たな病院でスタートを切るにしても、とてもとても有利な時期なんですよ。
転職を例にあげると、求人先によっては看護師経験が3年未満だと「すぐに辞めてしまうかも」「即戦力としては期待できない」と考えられることもあります。
逆に経験年数が長すぎると「融通が利かなくて扱いにくい」という先入観をもたれてしまう可能性があります(実際はそんなことないんですけどね)。
看護師4年目というのは「即戦力にもなるし、育成もしていける」と言った感じで重宝されやすい時期なんです。
4年目の看護師が今後を考える際の注意点
4年目のナースは勤務先でも転職して採用する側としても「ぜひ即戦力として一緒に働きたい!」と思われる人材であるといえます。
その理由の1つとして、「経験豊富なのに、まだまだフレッシュな存在!」という4年目看護師にしかない長所をもっていることがあげられます。
転職に関しては、4年目ナースは経験やフレッシュさなどを考慮した、好条件の求人が必然的に多くなってきます。
また将来的なキャリアアップを考えられる求人内容もたくさんあるでしょう。
ただ、今の職場環境から新たな環境でスタートすることは、それなりのリスクがあることも確かです。
逆に今の職場で今後もキャリアを積み上げることにもメリットデメリットが存在します。
例えばメリットでは、あなたの職場の目的や日々の看護実践に関しては心身に染み込んできている時期かと思いますので、「働きやすい環境」といえるでしょう。
反面デメリットを考えると、昇給の少なさなど『給与面(収入面)』において将来的な不安も生じます。
【結婚・出産】などのライフイベントを考慮しよう
看護師4年目といえば(僕みたいに30代で看護師になった人もいるかと思いますが)、おおむね20代後半〜30歳を迎える方が多いでしょう。
年齢的にもちょうどこれから結婚や出産など、ライフスタイルが大きく変化する時期となる看護師さんも少なくないですよね。
ですので4年目ナースは、今の職場で継続して働くにしても転職をするにしても、結婚や出産などを考えた場合、あなたや家族の希望に合ったキャリアプランが描けるかについて慎重に考える必要があります。
例えば託児所の有無、産休・育休後の職場復帰率(=内部事情)は必ず確認しておいたほうがいいです。
また、実際に現場で働いているナースのうち、ママさんや既婚者の割合を調べておくことも将来働きやすい職場かどうかを判断するうえで有効ですよ。
【看護師4年目】今後の方向性を決める2パターン
キャリアプランの例としてこの章では、比較的わかりやすくて看護師のみんななら知っている「スペシャリスト」と「ジェネラリスト」について簡単ご紹介します。
スペシャリストナース
あなたにとって「看護師のスペシャリスト」としてイメージする仕事はなんでしょうか?
それは・・・・・
専門看護師と認定看護師のちがいをざっくり紹介していきます。
専門看護師の役割
専門看護師は、専門看護分野において以下の6つの役割を果たします。
- 個人、家族及び集団に対して卓越した看護を実践する。(実践)
- 看護者を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行う。(相談)
- 必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行う。(調整)
- 個人、家族及び集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決を図る。(倫理調整)
- 看護者に対しケアを向上させるため教育的役割を果たす。(教育)
- 専門知識及び技術の向上並びに開発を図るために実践の場における研究活動を行う。(研究)
認定看護師の役割
認定看護師は、認定看護分野において以下の3つの役割を果たします。
- 個人、家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。(実践)
- 看護実践を通して看護職に対し指導を行う。(指導)
- 看護職に対しコンサルテーションを行う。(相談)
ジェネラリストナース
看護職においてジェネラリストとは、特定の専門あるいは看護分野にかかわらず、どのような対象者に対しても経験と教育研鑽を基盤に、その場に応じた知識・技術・能力を発揮できる者をいいます。
クリニカルラダーシステム
ジェネラリストに限らずですが、現代の看護師スキル(知識・技術・能力)を評価するのに【クリニカルラダーシステム】を採用している病院が多いですよね。

当院では、『クリニカルラダーレベル4』が4年目以上対象となります。
クリニカルラダーレベル『3と4の違い』をご覧ください。
- 『クリニカルラダー3』の目標1人の患者に個別的看護の実践ができる
- 『クリニカルラダー4』の目標視野を広げて、予測的判断をもって看護実践できる
このように、ラダーレベル3と4では「自分1人のこと」から「全体像の把握」へとレベルが上がっています。
4年目看護師というのは【飛躍の年】だということが理解していただけるのではないでしょうか?
【スペシャリスト or ジェネラリスト】
どちらの道を歩むにしても、自分の気持ちに正直に歩んでいきたいものですよね。
ちなみに僕の先輩で、ゴリゴリのジェネラリスト〜管理者コースで師長にまでなった方が、「やっぱり認定看護師になりたい!」って言って、管理職を降りてホントに認定看護師(スペシャリスト)になった方がいます。
お察しのとおりこの先輩は、”スペシャリスト&ジェネラリスト”という最強看護師になりました(笑)。
このお話で何を伝えたかったというと・・・
「別にいくらでもやり直しは効くんだよ〜〜〜」ってことです。
いずれあなたも今以上にもっと広い視野で看護を見つめる時がきます。
それまで今の自分を信じて突き進んでいれば4年目以降も大丈夫!心配いりませんからね!!
看護師4年目のキャリアビジョン

仕事に向き合う姿勢
「1、2年目は必死でした」
「3年目になって立ち止まった」
「4年たってほんの少し余裕が出てきた」
視野の広がり
「上司や同僚のさりげないサポートに気づく余裕」
「個別性ある自分の看護(ケア)を行いながら全体を俯瞰」
「リーダー業務によって全体を見る立場となった」
「新たな役割によって病棟全体を見れるようになった」
「学会発表を通して施設街へと視野を広げた」
キャリアプランの具現化
「ぼんやりとしていた興味領域の思いが4年目でクリアになった」
「キャリアビジョンが最近になって見えてきた」
「もっと勉強して自信をもって患者さんにクリティカルなケアがしたい」
「周りが見えるようになってきたことで、極めたいものが見えてきた」
「生活と家庭の両立を目指す」
新たなステージへ
《次のキャリアステージに向けての準備・挑戦》
「〇〇分野の認定看護師になりたい(挑戦したい)」
「〇〇分野の専門看護師になりたい(挑戦したい)」
「もっともっと知識をつけて最大限のケアをしたい」
「教員になりたい」
看護師4年目|辞めたい理由

看護師4年目といえば、看護師として”自立しはじめるとき”です。
新しい立場や更に難易度の上がる業務に悩んだり、今まで以上の責任や理不尽がのしかかったりしてきます。
そんな看護師4年目の人が「看護師辞めたい」と思ってしまう理由について、代表的なものをお伝えしていきますね。
あなたにも当てはまる話があるでしょうか・・・。
人間関係の悩み
3年目までとはまたひと味違った新たな人間関係の悩みが発生する可能性があります。プリセプティとの関係で悩んだり、役職者(主任や師長)と後輩の板挟みになったり、リーダーとして医師や他部署のスタッフとの関わりで人間関係にひずみが出たりなど・・・。
また新しい病棟への異動により、多大なストレスを感じて辞めたくなる(辞めちゃう)可能性もあります(当時の僕がそうでした)。
やりがい不足
「慣れた業務をただ淡々とこなしているだけでやりがいが持てない」
「刺激がなくなってきている」
「知識というより手順を覚えてしまうと仕事はできるので、知識欲がもてずやりがい不足に陥ってしまう」
将来像が描けない(目標が見えない)
「考えがまとまらない」
「先のことはまだあんまり考えていない」
「今現在、目標が見えていない」
「病棟では毎日同じことの繰り返しで何に向かって行ったらいいのかわからない」
闇雲に駆け抜けた3年間を経て、看護師4年目になれば、将来どんなナースをめざすかについても本格的に考える時期です。
「ナースとして何をしたいのか」
「キャリアアップを考えているか否か」などもしっかり頭に入れてこれからの道を歩み始めるときです。
「師長などに昇進したい」「専門分野をめざしたい」など、具体的に描く将来像をこの機会にはっきりさせておくとよいかもしれません。
そうは言っても、誰もが今後のキャリアプランを具体的に描けるわけではありませんよね。
あなた自身の内面から「〇〇に強くやりがいを感じている」という感情が湧きあがるまで現状維持で過ごすことも1つの考えですし、やりがいを見つけるために一旦退職して看護から離れてみるのも1つです。
いずれにせよ看護師4年目というのは、「あなた自身がやりがいを得られることはなにか?」をじっくり考える時期ではないでしょうか・・・私の経験からはそう考えています。
今後の不安と離職への思い
今後の不安
「4年目になっても目標が見えていないのが不安」
「病棟では毎日同じことの繰り返しで何に向かって行ったらいいのかわからなくて不安」
「これからという時に異動になってビジョンがまったく見えなくなった」
「希望ではない異動でこれからどうやっていけばよいのか不安だ」
《離職への思い》
「いまの不安から逃げ出したい」
「急な異動などさせられるくらいなら、辞めたほうがマシだ」
4年目看護師の転職事情【ベストタイミング!】
まずは結論からお伝えします。
理由はやっぱりなんだかんだ言って、「石の上にも三年」をクリアしたナースは評価され、求人においても重宝されるからです。
なので転職において、好条件や年収を高確率であげることができると言われています(僕の担当だったアドバイザーがそう言っていました)。
- 3年間の臨床経験が評価され、キャリアアップできる。
- 3年間のキャリアと4年目以降の期待から好条件・高待遇でオファーを出す医療施設が多い。
- 臨床経験とフレッシュさが混ざり合うのが看護師4年目の特徴の1つ。どこからも重宝されやすい。
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『とりあえず相談だけ』でも全然OK!今の苦痛を和らげるために転職または一旦退職する
・苦痛を和らげるためには転職or一度退職して潜在看護師として看護を俯瞰する時間をもつ
・僕の一度目の転職は、この記事を書いている理由にもなっている看護師4年目でした。
この時は個人の力量(狭まった視野)だけで焦って転職してしまい、新しい職場でも失敗。
・二度目は潜在看護師(とは名ばかりのプータロー)を経験してから転職サイトを利用しての復職でした。
ここで僕は苦痛から解放されました。
家族を養っていたので一旦退職して潜在看護師となることに当然不安や焦りはありましたが、結果的に「急がば回れ戦法」が近道となりました。
ここは千差万別、あなたの考えや置かれている状況によるので何が正解かは自分で判断し行動しなければなりません。
僕の経験からお伝えできることは、すぐに転職しても一旦退職しても看護師であることに変わりはありません、ということです。
どのような選択をしても、看護師であるかぎり誰かの役に立てますしそれはすなわち、あなたが生きていける道は必ずあるってことです。
まとめ:看護師4年目って最強!
看護師4年目って?
看護師4年目のキャリアプラン
スペシャリスト・ジェネラリスト
看護師4年目のキャリアビジョン
看護師4年目|辞めたい理由
看護師4年目の転職事情
今の苦痛を和らげるために
といった内容でお伝えしました。
看護師4年目ってホント悩みが多かったり、分岐点だったりするタイミングなんですよね。
この記事をとおしてほんの少し気持ちの余裕をもってもらえたら幸いです。
看護師仲間として、4年目のあなたを応援しています!
追伸:信頼できる看護師転職サイトというのは完全無料で親身なアドバイザーと質の高い相談ができるってこと
僕の一度目の転職のように、「転職サイトなんか使わず自分でできる範囲で転職活動するねん」っていう方もいらっしゃるでしょう。
ぜんぜんそれは間違った選択ではありません。
ただ僕には自力で希望に合う転職先に巡り合う力がありませんでした(泣)。
二度目の潜在看護師から復職先を探す手段として、転職サイトを利用してみました。
結果、僕の笑顔も家族の笑顔もたくさん見られる転職に成功しました。
僕の感想としては、転職サイト選びと相性の合うレベルの高いアドバイザーに巡り合うことができれば、とっても有用な転職・復職につながるサポートをしてくれると感じます。
あなたの転職・復職に向かって二人三脚で歩んでくれるアドバイザーと巡り合えば、あなたの希望以上の求人を紹介してもらえることだってあります。
たった1人の僕の経験と感想ですが参考になれば幸いです。
転職サイトの利用は、あなたの希望に合った転職・復職先を紹介してもらい、履歴書や面接、復帰後のサポートまで寄り添ってくれる存在です。
アドバイザーもあなたの希望に沿った転職・復職先に就職することで初めて求人先から売上が出るシステムです。
アドバイザーや転職サイト(企業)もプロとしてあなたの転職・復職につながるサポートをしてくれます。
ですのであなたも遠慮することなく利用することをオススメします。
具体的には、すぐに案件紹介ではなくあなたの悩みや前職で辛かったことなどをお話し・相談する。
→アドバイザーは客観的にプロの視点で傾聴、あなたに必要だと思われることなどをアドバイスしてくれます。
転職サイトは「無料で相談できる場所」と思ってもらえばいいんじゃないかと考えています。
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